スピリット・ガイドについて

リーディングでコンタクトを取るのは,ミディアム本人のスピリット・ガイドです。ご相談なさる方のガイドに直接コンタクトをとってメッセージをもらうのではありません。ミディアムとしてのトレーニングにおいて,私たちが瞑想等を通じてつながりを強固にするのは,私たちを護り導く,自分自身のガイドです。

さて,この「スピリット・ガイド」とは一体どういう存在でしょうか。簡単に説明したいと思います。

当サイトでは,「ガイド」という言葉を,いわゆる守護霊と呼ばれる存在を指して使っています。スピリット・ガイドを「指導霊」と訳す人々もいますが,「指導霊」はその語順に正確に従うならば,ガイド・スピリット (guide=指導 spirit=霊) という英語に置き換えられ,あるいはこの英語を和訳したものなのかもしれません。

地上に生きる,肉体を持った「人間」と呼ばれる私たちには,もれなく全員に,肉体を持たない存在が肉眼では見えない形で異次元から見守り,導いています。広く「守護霊」(または「背後霊」という用語を使う方もいます)と呼ばれる存在は,一人に複数ついています。内訳は,非常に大雑把にいえば,メイン1名とその他多数で,このメインの1名を「主護霊」と呼ぶなら,守護霊グループは,1名の主護霊とその他多数のスピリット・ガイドから成り立っていると言えます。

主護霊は,各自の「グループ・ソウル」とか「類魂(るいこん)」と呼ばれる存在の中の一体だといわれています。私たちは,霊界(つまり,たましいの故郷)に帰ると,この世でのように個として他から独立して存在しているわけではなく,最終的には自分が属するグループに戻ります。そして,そこで自分の個性は保ちつつも,グループ全体に溶け込んだ状態で学びを共有するといわれています。

メインのスピリット(主護霊)は,私たちと同じグループに属していて,その導き・守るという役割のゆえに,「たましいの親」とも呼ばれたりしますが,生まれる前からの最も親密で最も信頼できる知り合い,と呼んでも間違いではありません。現世の親や配偶者よりも,つまり,この世の誰よりも私たちのことを熟知しているのが主護霊です。

その他のガイドは,自然霊を除き(自然霊とは地球に転生したことのない,宇宙の存在で,大天使,天使,妖精なども含まれます),私たちの過去生もしくはグループ・ソウルの過去生となります。

リーディングでメッセージを受け取るとき,ご相談される方の守護霊のどなたかから,ミディアムの守護霊経由でメッセージを受信しています。


スピリチュアル・リーディング Natural Spiritual

豊かな人生のためのスピリチュアル・サポートを提供します